俺の妹がこんなに可愛いわけがない 原作 11巻

発売直後に買ったんだけど、いわゆる積ん読状態になってた。
他に読みたい本がたくさんあったし、なんか気分じゃなかったんだよね。


で、ゆうべ、やっと読了したわけだが。



エピローグの演出が‥‥やっぱり来ましたか、
話の流れ、そしてセリフに題名が出てきた時点でほぼ確信していたが。


今回も京介はモテモテでした。
と言っても、前巻のようなあからさまなハーレムではなく。
あれか、吊り橋効果か。
ドキドキさせたもん勝ちっていうか。




モテの話はさておき、今回は割とシリアスな話が多い。
ネタバレっぽい話はなるべく控えるとして、
ちょっとだけ「背伸び」の話。



超天才とかスーパーヒーローじゃないとしても、
背伸びして実現させてしまうだけでも普通の人ではないよなあ。
色んな人の心を動かす行動ができるのってすごいことじゃないか?
普通できても、自分の彼女→嫁、家族とかくらいがせいぜいだよ。


背伸びした行動が行き過ぎてしまって、ってのは分かるけど、適度な背伸びってのは、人間的成長につながると思うんだ。
スーパーな人の中には、手数が多いタイプの人もいるし、もちろん成功率が高い人もいる。でも、ひとつも行動に移さないってことは、ひとつも成功しないってことなわけで。
がんばりすぎてしまうことも悪いことじゃなくて、それを抑えてくれる人が身近にいてくれることが重要なんじゃないかな。



おこがましくも人生論っぽいことをブってみる/たが、
色んなことに挑戦すること、そしてそれを評価してくれたり、窘めてくれたりする存在がとても重要なんだと思う。
俺自身はそういう風にはできなかったから、特にこれからの人には素直に前向きにがんばってほしいな。俺だってまだ先はあるけどね。